suコマンド

システムを操作するユーザを切り替える。

書式: $ su - ユーザ名


一般ユーザから特別な操作を行える特権ユーザ(スーパーユーザ)root に切り替える方法
$ su - root または
$ su -


通常一般ユーザでシステムを操作する場合、コマンドを受け付ける状態(プロンプト)は $ 記号で待機しているが、スーパーユーザになると # 記号で待機状態となる。
# (待機状態)


スーパーユーザでの操作を終えてもとのユーザに戻る場合は、 exit と入力する。

sudoコマンド

一時的にスーパーユーザの権限で、以降のコマンドを実行することができる。実行にはスーパーユーザのパスワードが必要になる。

書式: $ sudo 実行したいコマンド 実行したいコマンドのオプション


また、スーパーユーザに切り替えることもできる。

sudo -s または
sudo -i

sudo コマンドの主なオプション
オプション 内容
-s 現在のシェル環境を維持 したまま root のシェルを起動する。
現在作業中のディレクトリ(カレントディレクトリ)で、その場でスーパーユーザに切り替える。
-i root のログインシェル を起動し、環境変数も root のものに変更する。
スーパーユーザとしてログインしなおすことになるため、カレントディレクトリがスーパーユーザのホームディレクトリになる。
※システムとしては完全にスーパーユーザでログインしなおした状態となる。

スーパーユーザでの操作を終えてもとのユーザに戻る場合は、 exit と入力する。


あくまで主観ですが、
特権ユーザ=スーパーユーザ=rootユーザ=何でもできる強いやつ。
管理者権限を持つユーザ=sudoコマンドを使い、システムの管理操作を行えるユーザで root ほどではない。まあまあなやつ。